不動産投資
不動産投資に関する質問
実は現在、J-REIT(ジェイ・リート)での投資を検討しているのですが、いくつかの銘柄の候補の中に「タカラレーベン不動産投資法人」があり、投資するべきかどうかを悩んでいます。
これまであまり耳にしたことがない銘柄ですが、タカラレーベン不動産投資法人とは、具体的にはどのようなものになりますでしょうか?
マンション開発などで名前がよく出てくるタカラレーベンと名前が同じなので、何らかの関係があるかとは思いますが、両者の関係性についても教えていただけるとうれしいです。
そして、タカラレーベン不動産投資法人には、日本だけではなく、アジアの有名企業も名を連ねていると聞きましたが本当でしょうか?
タカラレーベン不動産投資法人が掲げている方針などがもしあるようであれば、併せて教えていただきたいです。
メリット・デメリットとなるようなもので、分かりやすいものがあると非常に助かります。
また、何となくの予想でも良いので、もし今後考えられる動きなどがあるようでしたら参考程度にお聞きしたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
タカラレーベン不動産投資法人に投資するメリットとして一番大きいものとしては、やはり、総合型のJ-REIT(ジェイ・リート)として、投資先を1つに限定することなく分散投資をメインに行うという点、そして、投資法人としても有力な名立たる複合スポンサー各社が持つ、豊富な運用手法とオペレーション力を誇るという点になるのではないでしょうか。
タカラレーベン不動産投資法人は、2018年7月27日にJ-REIT(ジェイ・リート)に上場したばかりの投資法人ではあるものの、配当利回りが7%ともなっているかなり優良な銘柄です。
また、ヤマダ電機のお買い物優待券といった株主優待などのうれしいメリットもありますので、非常におトク感のある銘柄でもあります。
逆に、デメリットとしては、上場初日の初値・終値が少し伸び悩んだことなどから、経験豊富な投資家などからは少し辛口の意見が飛び交っているという点があげられます。
現段階では、今どうしても購入しておかなければいけないというほど勢いのある銘柄と認識している方が少ないものの、2019年に入ってからは投資口価格も上昇しており、第2期・第3期に見通されている分配金なども上昇の傾向にありますので、タカラレーベン不動産投資法人は、今後の動向が大いに楽しみな銘柄なのではないでしょうか。
タカラレーベン不動産投資法人とは、マンションを中心とした不動産のディベロッパーとして有名な、タカラレーベンが主なスポンサーとなっている不動産投資法人です。
タカラレーベンのほか、アジア屈指のファンド運用会社・PAGグループをはじめ、共立メンテナンス、ヤマダ電機などがスポンサーとなっており、J-REIT(ジェイ・リート)でも人気のある銘柄のひとつでもあります。
母体のタカラレーベンは、1972年に東京都板橋区で設立された工務店が元になっており、2000年10月に、タカラレーベンへと商号変更するまでは、株式会社宝工務店という社名で展開されていました。
現在、タカラレーベンは、2004年に東証1部に上場をしている企業でもあり、マンション・一戸建て分譲地・再開発事業・老人ホーム建設・企業再生プログラムなどを幅広く手がけています。
タカラレーベン不動産投資法人は、もともと不動産に特化した企業をベースにした投資法人ということもあり、タカラテーベングループが不動産という分野で長い間培ってきた専門性とノウハウを生かした運用、そして、アジアを代表すると言っても過言ではないファンド運用会社・PAGが持つソーシング力を特徴とする投資法人です。
投資主価値の最大化、持続的な環境の創造、地域と社会への貢献をキーワードとし、総合型のJ-REIT(ジェイ・リート)の投資法人として、成長し続けることを目標としています。