TPP(Trans-Pacific Partnership)
TPP(Trans-Pacific Partnership)は、日本語では「環太平洋パートナーシップ協定」と訳されます。その名の通り環太平洋地域の国が参加し、現在11ヶ国の間で締結交渉を進められてきた、2010に始まった経済連携協定に置ける自由貿易協定です。日本は2013年7月よりこの交渉に加わり、2018年12月に発行されました。これらの国々の間で、農産物や工業製品などを輸出入する際に関税を撤廃、もしくは削減するなど、共通のルールを設けることによって経済が自由化され、お互いの国々の貿易や企業活動が発展することが期待されています。これまでアメリカも参加の交渉に加わっていましたが、2017年に突然離脱することになり、その他の国々に大きな影響をもたらすこととなりました。