スマホで株取引をしたいです。どのようなリスクが考えられますか

スマホで株取引を行なう上で、安全性やリスク回避が最も重要となります。証券会社を選ぶ際にはこの部分を重視し、慎重に選んでいく必要があります。しっかり対策を行なっている証券会社はスマホを紛失したり、盗難されたりした際の取引アプリへの不正操作に対して入念な対策がサイトなどに提示されています。一定の時間操作がされない場合、自動的なログアウトや、ユーザーが常にログアウトした状態にできるようにすべての画面にログアウトボタンが設けられていることがリスクへの対策の一つとなっています。入念な対策を行なっている証券会社ではIDやパスワードとは別に暗証番号の設定も義務付けるようにしています。

また、注文時のみならず、閲覧時にも暗証番号の認証を求めるようにすることで様々なリスクを回避できるようにしている証券会社もあります。さらに入念な対策を行なっている証券会社では指紋認証システムの導入や、変更の際に本人確認を行なっているところもあります。紛失した際にサポートセンターに連絡することでそのアプリで株取引を停止できる対策も行なっている所もあり、これらのリスクへの対策を怠っている証券会社で株取引を行なうのは十分に注意した方が良いでしょう。

株取引をスマホ行なう場合に注意しなければならないことは、口座開設から取引開始後まで常にあると考えてた方が良いです。口座開設から取引開始までの間一番多いリスクは入力ミスです。窓口とは異なり、スマホでは自身がしっかりチェックしなければミスに気付けないまま進んでしまうので、十分に注意しましょう。また、懸念されるのがこういった情報を入力する際にスマホがウイルス感染して情報が漏えいしてしまうことです。これに対しては自身でウイルス対策ソフトを導入することで対応することができますので、大手の対策ソフトをダウンロードしておきましょう。

入力ミスを防ぐためにも口座情報を書類で見ながらしっかり入力していくことが重要です。本人以外の口座で登録はできないように証券会社も対策を行なっているので、ミスのないように情報を入力していきましょう。取引開始後は注文ミスも多くあるので、数値を間違えて注文しないようにしましょう。スマホからの入力は簡単ですが、それ故に間違えることも多くあります。また、通信エラーも多くあるので注意が必要です。通信速度が安定した場所での取引が必要です。スマホは常に持ち歩くため、紛失や盗難確率も高くなります。紛失や盗難時の対策を携帯会社との契約でしっかり行なっておくこと、スマホ自体に自身でロックを必ずかけておくことなどを心掛けましょう。