ソフトバンクのこれまでとこれからの株価の推移はどうなりますか?


株に関する質問

Q
  • ソフトバンクのこれまでとこれからの株価の推移はどうなりますか?

  • 通信系の企業の株式を購入するなら、今がチャンスということを最近よく耳にします。
    これは、もうすぐ5G(第5世代移動通信システム)が構築されるため、これから多くの分野でさまざまな変化が起こると言われていることに関係していると思いますが、一個人として、今のうちにある程度の目星をつけておきたいと思っております。

    ほかにも、国内外の多くの通信系の株式購入を検討していますので、できればソフトバンク社の株価のイメージだけでも掴みたいと思っています。
    とくに、ソフトバンクグループ各社の中でも、ソフトバンク社はまだ新規上場したばかりということもあり、少し今後の推移がわかりにくい印象を受けています。
    簡単で構いませんので、ソフトバンク社のこれまでの株価の推移とこれからの株価の推移について、レクチャーしていただけませんか?

    また、合わせて、通信業界全体での今後の推移イメージなども、アイデア程度で構いませんので、もし分かるようであれば教えていただきたいです。

  • yuyeye543
  • 1559
回答2件
  • minami180104

ではまず、ソフトバンクの株価のこれまでの推移について解説させていただきたいと思います。
これはすでにご存知のことかもしれませんが、つい先日のソフトバンクの東証1部への新規上場にあたっては、初日から、初値を1463円、終値を1282円と公募価格1500円だった株価を下回る価格となり、多くの個人投資家や経済誌などの間で、大きな物議を醸しました。

これには、まだ記憶に新しい2018年12月6日の通信障害が、このソフトバンクの株価に少なからずも影響を与えたと考えられており、約4千万回線が通信不能となる前代未聞とも言える大規模なものであったこと、さまざまなメディアでソフトバンクショックと呼ばれてしまったこと、ソフトバンク回線の解約が相次ぐなど通信業界全体に大きな衝撃を与えてしまったことなどはもちろん。
その直後の株式上場までに企業についたマイナスイメージを払拭できなかったことも株価が伸び悩んだ原因となったと言われています。

しかし、まだ上場後1ヶ月程度という非常に新しい銘柄ながら、2018年末から2019年にかけて徐々に株価は上昇の傾向にあり、すでに100円ほど株価の上昇が見られるようになっていますので、ソフトバンクショックの威力は弱まったという見方が強くなっています。

また、1月中旬に入ってからは、ソフトバンク株は比較的安定した推移を見せていますので、ほぼ落ち着いたと見て間違いないでしょう。

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  • minami180104

ソフトバンクの株価のこれからの推移については、ぜひ次の点に注目していただきたいです。
ソフトバンクは目標として連結配当性向85%程度を目安にすることを公式に掲げており、現在のところ、その利回りの高さと高配当が注目の的となっています。
この傾向はしばらくは維持されるだろうと予測されているため、株価が急激に下落しない限りはおすすめの銘柄と言えるでしょう。

しかし、日本国内の通信サービス業界全体としての株価の推移を予想した場合、決して明るい環境とは言いにくい状況になっていくと言われています。
これは、日本政府からの通信料金引き下げ要請との兼ね合い、楽天モバイルなど低コストをキーワードに掲げる企業の参入による企業間競争の激化、2019年4月に第一フェーズが始まる予定となっている5G(第5世代移動通信システム)へ対応するための投資負担の増加などの懸念があるためという背景が理由にあり、ソフトバンクに限らず、国内の大手通信サービス業界には共通して、大きな成長が見込みにくいという見方が有力になってきています。

しかしながら、ソフトバンクが長い時間をかけて現在までつくりあげてきた企業基盤・顧客層と数・サービス事業の業績などを考慮した場合、今後、急激に株価が下落となる可能性は非常に低く、当分は安定した株価を保つことができるだろうと予想されていますので、これからもしばらくはおすすめの銘柄となりそうです。

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