ソニーが新ファンド運用開始、投資事業へ本格参入 250億円超の規模目指す


[東京 17日 ロイター] – ソニーグループは17日、企業投資ファンド「ソニーイノベーションファンド3」の運営を開始したと発表した。三井住友フィナンシャルグループや川崎重工業なども参画し、ヘルステックやフィンテック、エンターテインメントテクノロジーといった分野のベンチャー企業に投資する。

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新ファンドには他にも、みずほフィナンシャルグループや大和証券グループ本社、コーエーテクモホールディングス、三菱地所などが参画。今後出資者をさらに募り、最終的には250億円超の運用規模を目指すとしている。

同社はすでにベンチャー企業に投資するファンドを2つ運営。今回の新ファンドと合わせて、昨年7月に設立した新会社「ソニーベンチャーズ」に集約し、ベンチャー企業投資を新規事業として位置づける。

同社で知的財産や事業開発プラットフォーム担当常務を務める御供俊元(みとも・としもと)氏は会見で、16年の第1号ファンド設立から6年が経過し「実績を見て事業として可能性があると判断した」ことが事業化の背景だと説明した。

また御供常務は「新しい技術はジェネレーションの違う人たちが、スピード感を持ってやっている。自分でやれるところはやるが、得意な分野を持っているところで、企業の大小にかかわらず連携して出ていく」といい、投資先との連携で新規事業への取り組みを加速する考えも示した。

従来の2つのファンドも含めた現在の運用総額は600億円超。120社程度へ投資を行っている。将来的には上場や売却で収益を確保する計画。

引用:Reuters

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