iDeCo(イデコ)の効果的な運用方法とは

iDeCo

  • 2018.11.15

    2018.11.29

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    あなたはもうiDecoを始めていますか?iDecoは老後のために掛金を積み立て、自らが選んだ方法で運用していく個人型の確定拠出年金制度です。
    2016年の法律の改正や対象範囲の拡大によってここ数年で利用している人が非常に多くなっています。

    将来の資産は自分で作らなければいけなくなっている現代において非常に有効な資産形成の手段と言えます。
    ですが、存在は知っていてもその仕組みについてはなんとなくよく分かっていなくまだ始められていないという方も多いです。

    そんな方の参考になるように、どのような運用方法があるのか、効果的に運用出来るのはどのようなものなのかについてまとめていますので、少しでも気になっているという方はぜひ参考にしてみてください。

    元本確保型

    運用していく商品の種類の一つとしてまず元本確保型というものがあります。
    元本確保型というのは満期まで保有していれば、預け入れをする際に提示されていた利回りと自分の元本が確保されて戻ってくるタイプの商品です。

    しかし元本保証型とは少し違い、元本確保型の場合には、途中で解約をしたり途中で利用する商品の構成を変更したくなった際にスイッチングを行うと解約手数料が取られてしまって、元本割れをしてしまう可能性がありますので注意が必要です。商品としては、定期預金や保険のようなものがあげられます。

    メリットとしては、もちろん自分の資産が減ることが無いということです。
    その他のものですと元本割れしてしまう危険性もあり、場合によっては当初よりも所有する資産が減ってしまうということもあります。
    元本は確保しながらも、所得控除など節税の恩恵は受けることが出来るというのも魅力の一つです。

    その一方でデメリットとしてはリスクが少ない分、リターンも少ないということです。
    低金利の状況が続いていると、せっかく運用をしていても期待するように資産を増やしていくことは難しくなってしまいます。
    また資産は増えることがないにも関わらず、加入する際の手数料や運営管理手数料などがかかってしまいますので、結果的には資産が目減りしてしまうということになる危険性もあるということを忘れてはいけません。

    将来のための大切な資産ですので、リスクをとらずに守りたいと思い元本確保型に魅力を感じる方は非常に多いかと思います。
    ですが、元本確保型にもデメリットがあるということを忘れてはいけません。

    増えることがないのにコストがかさんでしまって結果的に損をしてしまうようでは元も子もありません。
    元本確保型を利用するのであれば、リスクのある元本変動型と組み合わせて利用することも可能ですので、上手く組み合わせてある程度資産を確保しつつも、利益を得ていくことを目指すというのが懸命な方法でしょう。

    元本変動型

    もう一つの商品の種類として元本変動型というものがあります。
    これは積み立てた元本が運用成績によって増えたり減ったりしていくタイプのものです。

    運用成績がよければ資産が増えていきますが、値下がりしてしまうと資産が減っていってしまいますのでリスクの大きなものでもあります。
    取り扱われているのは投資家からお金を取り纏めて、プロが株式や債券などに投資や運用をしていく商品である投資信託で、株や債券などを購入することは出来ません。

    元本が減ってしまう危険性があると聞くと、恐い、あまり良くないのかなどと感じてしまうかもしれませんがメリットもきちんとあります。
    まず第一にリスクが大きい分、狙うことが出来るリターンももちろん大きくなります。

    そしてiDecoの大きな魅力となっている運用で得た利益が非課税になるという精度の恩恵を大きく受けることが出来ます。
    通常は金融商品で利益を得ると、そこには20%課税されることになっていますが、iDecoを利用すれば課税されることがありませんので得た利益を全て自分のものにすることが出来ます。

    大きな利益が出れば出るほど、よりお得になるということです。
    そして投資信託を利用することで、投資の基本である分散投資が簡単に出来ます。初めからいくつかの商品が組み合わされていますので、保有している商品の中のどれかが値下がりしても、その他のものでカバーすることが出来るなどリスクを最小限に抑えることが出来ます。

    利益が出た際には大きく資産を増やすことが出来るというのが大きな魅力である元本変動型ですが、やはりリスクはつき物です。
    少しでもリスクを減らしたいと考えるのであれば、値動きのあまり大きくない商品を選んだり、一部は元本確保型の商品を利用してある程度資産を守りながら残りの部分で大きくリターンを狙うなど自分なりの工夫をした利用もすることが出来ます。

    バランス型

    元本変動型の商品である投資信託の中にはどのようなファンドを組み合わせていくかによって様々な種類があります。
    その中でもあまり知識のない人や初心者におすすめなのがバランス型と言われるものです。

    iDecoは長期での資産形成を目的として行うものです。
    そして長い時間をかけて資産形成を行っていくために大切なのは国内や海外の株式、債券など値動きの異なる性質のものを上手く組み合わせて国際分散投資を行うことです。

    そうすることでリスクを分散し、結果的に資産を増やすことが出来るようになります。
    ですが、どのファンドを何%の割合で組合せていくかというのは闇雲にやれば良いというものではなく、投資の経験がない方には非常に難しいものです。

    そこで作られたのがバランス型の投資信託で、初めから組合せたものが一つの投資信託として販売されていますので一つの商品を購入することで自動的に分散投資を行うことが出来るようになります。
    また、投資においては値動きに合わせて保有している資産の配分を一定に保つことが重要とされています。
    そのために買い増しや売却を行うことをリバランスと呼びますが、リバランスは個人で行うのが非常に難しいのでなかなか出来なかったのですが、バランス型ファンドでは自動的に行ってくれます。

    ただし、このようなメリットがあるからには一つの資産に投資をするものと比べるとコストは高くなります。
    そして予め設定されている組合せやバランスの中から選んで購入することしか出来ず、もう少しここをこうしたいなど自分の希望するものに完全に近づけるということは出来ません。

    こういったことはデメリットと言えるのかもしれませんが、結果的に大きな利益が出るのであればある程度のコストは覚悟するべきですし、完全に自分の思い通りの配分の商品ではなかったとしてもそれは専門家の設定したものですので、良い結果に繋がるかもしれません。

    そう考えるとデメリットとはいっても許容範囲であるのではないかとも言えます。
    バランス型の中には、ファンドや商品の組合せ型によって様々な種類があります。そのそれぞれによって特徴も違いますし、運用していく上でのコストも大きく変わってきます。
    バランス型の商品を購入するのであれば、必ず事前によく比較して自分にあったものを見極めることが必要になります。

    まとめ

    iDecoは節税をすることが出来たり、運用利益が非課税になったりすることが大きな魅力の個人型確定拠出年金です。
    老後や将来の資産を作るためにと始めている人、これから始めたいと思っている人は非常に多いです。

    ですが、きちんと仕組みや運用方法を理解しておかないと思うような資産形成を行うことが出来ない可能性もあります。
    投資の基本は分散投資を行い、リスクを軽減しながら利益を出していくことです。

    これはもちろんiDecoにも当てはまることで、元本確保型と元本変動型を上手く組合せていくことで資産を守りながらも新たな利益を生み出していくことが出来るようになります。

    うまく分散投資をする自身の無い方は、バランス型ファンドなど初めから分散投資が出来るようになっているものなどもありますのでそういったものを上手く活用していくと良いでしょう。

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