スイスの職業大学であるルツェルン大学は、同国のFIntech産業について調査したところ2018年内においてFintechに関わる企業の数は220社から356社まで60%以上増加した。またその増加分のほとんどがDLT(分散型台帳技術)に関わる企業であると発表した。
DLT(分散型台帳技術)とは
ブロックチェーンの機能を派生し、共有台帳という特徴だけを抽出して一般化した概念が分散型台帳技術、またはDLT(Distributed Ledger Technology)と呼ばれるものです。分散型台帳技術は、ブロックチェーンが持つ特徴のうち、取引の透明性や監査のしやすさ、データ共有のしやすさに焦点が当てられており、その一部はプロトコル上に特有の仮想通貨を持ちません。また、スマートコントラクトを利用することによって、カウンターパーティが多数参加する取引や、エスクローが連鎖して一つの取引になる貿易金融のような分野を自動化し、効率化できると考えられています。
引用:bitbank Glossary
ブロックチェーンのメリットとは
(1)安全性が高い
取引ごとに暗号化した署名を用いるため、なりすまし行為が難しくなる。取引データは過去のものと連鎖して保存されているため、データの1部を改ざんしても過去のデータもすべて改ざんしなければ整合性が取れない。
(2)低コスト
あらゆる取引では、基本的に仲介役を立てることで安全な取引をする場合が多く、その場合には仲介手数料が発生する。
ブロックチェーン仲介役がなくとも安全な取引が行えるため、仲介手数料が発生しない。
ブロックチェーンの最近の動向
「ハイパーレッジャー・プロジェクト」というプロジェクトが世界的に注力されている。
Linux Foundationが中心となり、世界30以上の先進的IT企業が協力している「ブロックチェーン技術推進コミュニティ」で、金融・製造・保険・不動産契約・IoT・ライセンス管理・エネルギー取引などブロックチェーンを応用したユースケースを検討し、オープンソースにおけるブロックチェーン技術・PKP分散レッジャー技術の確立を目指しているプロジェクトである。
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