用語集

さ行

  • 再投資コース

    投資信託の分配金受け取りに対する種類の1つ。投資信託の分配金は主に、「受取」「再投資」「無分配」の3種類に分かれます。中でも再投資コースは、税引き後の分配金を使って自動購入される仕組みとなっているものです。再投資コースを選ぶメリットとしては、手間がかからないこと。購入手数料金がかからないこと。複利効果が高まることなどが挙げられますが、反対にデメリットとしては、再投資するとはいえ一度分配されてしまうわけですから、税金がかかってしまうことや、現金での受け取りが不可能であることなどが挙げられます。

  • サイコロジカルライン

    サイコロジカル(psychological)「心理的な」の意味を持つ用語で、市場において投資家の心理を数値化したものを意味します。たとえば上昇し続けている株価を見ると、下落する可能性が高まってくると判断する投資家が増えてきます。このような投資家の心理を数値化し、グラフ化したものをサイコロジカルラインと呼び、売買のタイミングを計る指標として使われます。サイコロジカルラインの算出方法は、株価の変動率には関係なく、計測する営業期間の中で上昇した日が何日間あるのかといった割合で求められます。上昇率が25%以下であれば割安、反対に75%以上であれば割高であるとされています。

  • シャープレシオ

    リスクを見越した上で運用した際、その収益が安全資産(リスクがゼロだと仮定した場合の資産)から得られる収益を上回ったかを測れるものです。このシャープレシオの数値が高い程、リスクを取ったにせよ得られるリターンが大きい、運用成績が優れている、効率の良いリターンを上げているといった見方ができます。シャープレシオは、(ファンドの平均リターン-安全資産利子率)÷標準偏差で計算されますが、このシャープレシオを比較する際は、ファンドがどの資産に投資しているかで値に変化が現われる為、同様の資産に投資しているファンド間で比較することが重要です。他、どの期間でシャープレシオを計算したかでも値が異なるので、比較期間の時期の選定にも注意が必要です。

  • 信託報酬

    投資信託にかかる手数料の1種です。投資信託を行う間にかかる利用料のようなものであり、販売会社、運用会社、信託銀行の3社に分割して支払われます。これは投資信託を運用・管理して貰う為の経費という考えであり、投資中は投資者が払い続けなければならない費用です。信託報酬は純資産総額に対して数パーセントというかけ方で毎日差し引かれ、年0.5%から2%が一般的です。同じ手数料でも購入手数料とは違い、投資信託の保有中はずっとかかり続ける為、長期に渡って投資信託を持ち続けるのであれば、信託報酬の割合の低い投資信託を選ぶ必要があります。

  • スイッチング

    投資信託において今まで投資してきたファンドから別のファンドへ資金を移すこと、いわば投資信託を買い換えることを意味します。たとえば、今現在保有している投資信託を売却し、他の投資信託を購入するという意味でも使われますが、一般的にはその商品に組み込まれている商品に乗り換える際に使われます。運用目的や期間に合わせて乗り換えができる便利な機能であり、新規で購入する場合に比べると、低率、あるいは手数料がかからないことが多いのもメリットです。一方頻繁にスイッチングを行うと信託財産留保額などの徴収により資産が減ってしまう可能性もあるので注意も必要です。

  • スワップ

    「交換」を意味するスワップは、スワップ取引などの用語に使用されます。主に同通貨で違うタイプの利息を交換(スワップ)するのを金利スワップといいます。また、異なる通貨の利息を交換する通貨スワップ、クーポンスワップなどの種類が存在します。金利スワップは金利の上昇や低下のリスクヘッジとして利用され、元本交換は行わずに金利部分のみの交換を行います。異なる通貨間のキャッシュフローを交換する通貨スワップは、金利のみならず元本の交換も行われ、元本の交換をせずに金利の交換のみを行うスワップをクーポンスワップと呼びます。

  • セクター

    株式市場や相場を分析する上で便宜上分けられるグループ。業種や発行部数で分けられるだけでなく、技術や開発などのテーマに沿っても区分されることがあります。株価はセクターによって同じような動きを見せることが分かっています。たとえば、円高になった場合、石油やガスのコストが下がる為、電気やガスなどの株価は上昇します。同業種、またはそこから派生している業種は連動して株価が変動するので、セクターを分析し、業界の動向をよく吟味した上で自分の投資する業種を決めると投資しやすい傾向にあります。

  • 設定日

    信託契約を開始する日を指します。投資信託は販売会社を通じて投資家達から資金を集める「当初募集期間」を経て運用が開始されます。集まった資金は委託会社が銀行に信託し、ようやく運用が開始されます。また基準価額もこの日から算出され、投資信託の殆どが設定日の基準価額を1万円に設定して運用を開始します。設定日は資料やパンフレットなどでも確認が可能です。

  • 一定期間についた相場の一番低い値段を示す言葉で、株価の下値の目安となります。底値とも呼ばれます。市場において相場が下落している状態の時に使われることが多い用語です。下げ相場は一般的に直ぐに大底をつけるわけではなく、戻しを交えながら何度か底値をつけながら徐々に安値が更新されていきます。一番の安値を「一番底」、次についた安値を「二番底」、次の安値を「三番底」と呼ばれます。

  • ソーシャルレンディング

    クラウドファンディング(ネット上で資金を募る方法)の1種。お金を借りたい借り手と、お金を運用したい人を結びつける、融資仲介サービスを指します。ソーシャルレンディングは一般の投資家達から小口の投資資金を集め、需要のある企業に貸し付け、一定の期間内で元本と利息分を回収し、利回り分を配分する仕組みです。ソーシャルレンディングの利回りは平均8%と高く、この利回りの高さがメリットの1つとされています。他には、保全性が高い、手間がかからないといったメリットも挙げられます。一方、デフォルトのリスクがあること、流動性が低いこと、口座の管理がしにくいといったデメリット面も存在します。

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