米ハイテクIPOへの熱狂、投資家に困惑も

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米ハイテク企業による新規株式公開(IPO)市場は目下、熱狂に包まれている。

9日上場した料理宅配大手ドアダッシュは初日に86%急伸。その翌日には、民泊仲介サイト大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)が公開価格の2倍余りに急騰するなど、好調なデビューを飾った。Airbnbのブライアン・チェスキー最高経営責任者(CEO)は、ブルームバーグテレビとのインタビューの途中、初値を聞いて言葉を失った。2社の大型上場では、投資家はあまりの市場の熱狂ぶりに困惑を隠さなかった。

IPO人気の強さを目にして、ビデオゲームの新興会社ロブロックスは、市場の動向を見極めるため、予定していたIPOを延期。これに続きフィンテック企業のアファームも週末、理由は明らかではないが、上場延期を決めた。

最近上場した銘柄の売上高に対するバリュエーションは、情報技術(IT)バブル以来の高水準に達しており、バブル形成への警戒感がじわり広がっている。

こうした中、まだ収益化を実現できていないスタートアップ企業の多くが、時価総額で米国を代表する優良企業を追い抜く事態となっている。

ドアダッシュの時価総額は560億ドル(約5兆8300億円)相当と、ゼネラル・モーターズ(GM)にあと一歩に迫っている。Airbnbはおよそ830億ドルで、物流大手フェデックスを上回る。クラウドソフトウエアのスノーフレークの時価総額は1000億ドルを突破し、ゴールドマン・サックスを抜いた。

引用:WSJ

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