終了まで2年、ジュニアNISA「駆け込み投資」 160万円→828万円の可能性も〈AERA〉


2023年12月で制度が終了すジュニアNISA。残り2年間、駆け込み運用する場合、何を買えばいいのか、利益はどれだけ見込めるのか。AERA 2021年11月22日号から。

NISA制度の中には、子どもの教育費等を作るための「ジュニアNISA」もある。未成年の子どもを口座名義人に、親や祖父母が運用管理者になることで、毎年80万円まで投信や株式を買える制度だ。非課税期間は、買った年から子どもが成人するまで。2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられるので、来年から子ども0歳でジュニアNISAを始めると最長18年間は利益に税金がかからない。

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ジュニアNISAも2023年12月で制度が終了する。年内に申し込めば、2022年からの2年間で最大160万円の非課税投資ができる。

うれしいのは、制度終了にともない、2024年以降はいつでも資金を引き出せるようになったこと。これまでは子どもが18歳になるまで引き出せなかったが、これからは「いつでも引き出せる(一部のみの引き出しは不可)、子ども18歳まで保有もOK」という、やけに使い勝手のいい制度になっているのだ。

残り2年間、ジュニアNISAで駆け込み運用をするなら?

「本気で教育費としてアテにしているなら、リスクはあまり取れないので、バランス型(8資産均等型)を。ある程度の教育費は確保できているので積極的にリスクをとりたいなら、ナスダック100やS&P500などの米国株投信に。その真ん中なら全世界株式や先進国株式に連動するインデックス投信を選びましょう」(松井証券の窪田朋一郎さん)

三菱UFJ国際投信のデータ提供による試算によると、子どもが10歳のときにジュニアNISAを開始、年4回・20万円ずつ2年間にわたり入金した場合の結果だ。ナスダック100の投信なら、160万円が8年で828万円になっていた。(経済ジャーナリスト・安住拓哉、編集部・中島晶子)

引用:AERA dot.

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