香港のフィンテック企業「Airwallex」の評価額が55億ドルに上昇


香港に本社を置くフィンテックのスタートアップ「Airwallex(空中雲匯)」は、9月のシリーズEラウンドで2億ドル(約220億円)を調達し、評価額が40億ドルに達していたが、それから約2カ月後の11月17日に、さらに1億ドルを調達したことを発表した。

今回の調達は、ローン・パイン・キャピタルの主導によるもので、評価額は55億ドル(約6300億円)に上昇した。Airwallexは、今回の調達が第3四半期の強力な業績を受けてのものだと述べている。同社の共同創業者でCEOのジャック・チャン(Jack Zhang)は、今回の1億ドルが、「当社のグローバルな拡大計画を加速させるM&Aの機会を促進する」と述べた。

ローン・パイン・キャピタルの共同CIOのデビッド・クレイバーは声明で、「Airwallexの未来は明るく、我々は彼らがグローバルな拡大を続けための支援を継続していきたい」と述べている。

声明によると、Airwallexは、7〜9月期に前年同期比165%の収益増を達成し、年間売上見通しが1億ドルを突破し、新たに200人を採用したという。

また、第3四半期には、アジア太平洋地域、欧州、中東で事業を拡大させ、米国でも「初期のモメンタム」が見えてきたという。Airwallexは、この四半期に香港と英国で「バーチャル従業員カード」を立ち上げ、シンガポールとマレーシアでライセンスを取得して東南アジア市場に進出した。

引用:Forbes JAPAN

━PR━━━━━━━━━━━━━━
【特集】2021年「資産形成おすすめ」ランキング
━━━━━━━━━━━━━━PR━

あわせて読みたい資産形成ニュース

    関連アイテムはまだありません。