つみたてNISA、投資効率がいいのは?

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積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)が2018年1月に始まってから3年あまり。ネット証券を中心に口座開設数や投資金額が増え、同制度を活用した資産形成が普及してきている。つみたてNISA対象のアクティブ(積極運用)型ファンドを、「コツコツ投資効率」の観点からパフォーマンス評価してみた。

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積み立て投資のコツコツ投資効率を評価
計測したのは2021年2月までの3年間に毎月一定額を積み立て投資していた場合の運用効率。一般の「運用効率」はファンドを一括投資した場合のリターンをリスク(基準価格の値動きの振れ幅を示す変動率)で割って計算し、数値が高いほどリスクに見合うリターンを効果的に獲得したと評価する。

これに対し、つみたてNISA対象ファンドでのこの分析は、一括投資ではなく、積み立て投資を3年間継続した場合のリターンをもとにした積み立て(コツコツ)投資効率で評価した。

3年間のコツコツ投資効率を投資対象別にランキングしたところ、国内株式型では「年金積立Jグロース」が首位で0.426だった。つみたてNISA対象のインデックス型(指数連動型)ファンドの最大値と比べてみると、東証株価指数(TOPIX)連動型の0.332を上回ったが、日経平均連動型の0.542には及ばなかった。

「Jグロース」の積み立てリターン、一括投資を上回る
同ファンドで積み立て投資をしたリターン(年率)は8.1%と、3年前に一括投資した場合の7.2%を上回った。リスク(年率)は19.1%と国内株式型の分類平均指数の17.5%よりやや高い値となったが、リスクに見合ったリターンを上げたといえる。

積み立て投資は運用不振時の安値で購入し続けた後、基準価格が上昇したときにリターンが大きく改善するのが特徴。昨年のコロナショック時に大きく下落した際に積み立て投資を継続したことが一括投資とのリターン差に表れた。

「セゾン資産形成の達人」、長期も高効率
海外株式型で運用効率が最も良かったのは「セゾン資産形成の達人ファンド」の0.486。長期的な視点で世界の株式に分散投資し、為替ヘッジは行わない。1月末時点で欧米株式を約7割組み入れていることが奏功し、5年、10年で計測したコツコツ投資効率もトップクラスだった。

バランス型では「たわらノーロード バランス(堅実型)」が0.495でトップ。債券中心のバランス型運用でリターンは1.8%にとどまったが、リスクを低く抑えることでコツコツ投資効率値としては高い結果となった。僅差で続く2位と3位のファンドは、株式と債券を半分ずつ組み入れており、リスクを取った分、リターンも高かった。

引用:日本経済新聞

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