香港のフィンテックユニコーンWeLab、インドネシアでデジタルバンク設立に向け現地銀行Jasa Jakartaを買収

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香港に本社を置くフィンテックプラットフォーム「WeLab」は、インドネシアで50年の歴史を持つ商業銀行 PT Bank Jasa Jakarta(BJJ)の買収を発表した。WeLab は、2019年に香港で開始したデジタルバンクの成功に続き、2022年下半期にアジアで2番目のデジタルバンクをインドネシアに開設する計画を持っている。

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公式発表によると、WeLab が率いるコンソーシアム「WeLab Sky Limited」は、2021年のインドネシアのフィンテックにおける最大の資金調達と称される今回の取引のために、既存および新規の投資家から2億4,000万米ドルを調達した。この資金は、現在の銀行所有者からの支配権の獲得とテクノロジーへの投資に活用される。

今回の買収により、WeLab Sky は BJJ の唯一の支配株主となり、初期段階では24%の株式を戦略的に投資する。残りの株式は、インドネシアの金融サービス機構(Otoritas Jasa Keuangan, OJK)を含む、必要な規制上のクリアランスを満たした後、最終的に過半数の支配権を得ることになる。

2013年に設立された WeLabは 、個人向けにはモバイルベースの消費者金融ソリューションやデジタルバンキングサービスを、企業向けにはテクノロジーソリューションを提供している。同社は、独自のリスク管理技術、特許取得済みのプライバシーコンピューティング技術、高度なAI機能を活用し、地域内で複数のデジタルバンクを運営している。

これまでに、香港、中国本土、インドネシアでプレゼンスを確立し、同地域で5,000万人以上の個人ユーザと700社以上の企業顧客にサービスを提供しているとしている。

プレスリリースによると、同社は2018年以降、Astra International とのジョイントベンチャーを通じて東南アジアに進出し、300万人以上のインドネシアの顧客を持つ認可されたオンライン・レンディング・アプリ「Maucash」を運営している。その他、香港では「WeLend」「WeLab Bank」、中国本土ではマイクロレンディングプラットフォームの「WeLab Digital(我来数科)」、リースソリューション会社の「Taoxinji(淘新機)」、B2B クラウドサービスプロバイダの「Tianmian Tech(天冕科技)」など複数のブランドを運営している。

WeLab の創業者兼グループ CEO Simon Loong(龍沛智) 氏は、次のように述べている。

WeLab は、Alibaba Hong Kong Entrepreneurs Fund(阿里巴巴香港青年企業基金)、Alianz、中国建設銀行、International Finance Corporation(世界銀行グループの一員)、CK Hutchison(長江和記実業)傘下の TOM Group(TOM集団)、Sequoia Capital などの機関投資家や VC の支援を受けている。

世界銀行によると、アジア太平洋地域のデジタルバンキング分野では、インドネシアは最も収益性の高い未開拓市場の一つであり、2億6,000万人の人口のうち66%が金融サービスを受けられない状況にある。また、Google の調査によると、インドネシアのスマートフォンユーザのうち、金融サービスのアプリケーションを利用したことがあるのは約40%にとどまっている。

引用:BRIDGE

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