デジタル決済提供Ascend Moneyが15億米ドルを調達、タイ初のフィンテック・ユニコーン

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バンコクに本社を置き、東南アジアで決済・金融サービスを提供するフィンテック企業 Ascend Money は、時価総額15億米ドルで1億5,000万米ドルを資金調達した。これにより、Ascend Money はタイ初のフィンテック・ユニコーンとなった。今回のラウンドでは、アメリカの Bow Wave Capital Management と既存株主であるタイのコングロマリット Charoen Pokphand Group(CP Group)と Ant Group(螞蟻集団)が出資した。

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今回調達した資金は、TrueMoney Wallet のユーザ基盤の拡大と、デジタルレンディング、デジタル投資、クロスボーダー送金などのデジタル金融サービスを東南アジアで展開するために使用される。Ascend Money はこれまでに、タイ、ミャンマー、カンボジア、インドネシア、フィリピン、ベトナムの東南アジア6カ国に進出している。

2013年に設立された Ascend Money は、デジタル決済・金融サービスプラットフォーム「TrueMoney」を運営しており、経済的に疎外されている人々や地域の中小企業のために、地域の金融アクセスとインクルージョンを促進することを目指している。プレスリリースによると、TrueMoney は、電子ウォレットアプリケーションを通じて5,000万人以上のユーザにサービスを提供しており、88,000の TrueMoney エージェントが存在する。

2021年に行われた Visa の調査によると、東南アジアの消費者の85%が何らかのキャッシュレス決済ソリューションを導入していた。シンガポール、マレーシア、インドネシアが先行している一方で、ベトナム、フィリピン、タイなどの国々もキャッシュレス決済導入率の平均値が88%と近づいてきている。

このような好意的なシグナルに後押しされ、タイの決済分野は飛躍的な成長を遂げている。総取引額は、2021年から2025年の間に年率10.94%で増加し、2025年には241億2700万米ドルになると予測されている。Ant Group は2016年、Ascend Money への最初の投資で東南アジアに参入した。

Ascend Money は、タイのテック企業でユニコーンクラブに入る2番目の企業だ。1番目は、タイの速達サービス大手「Flash Express」を運営する Flash Group で、今年6月に1億5,000万米ドルを調達したラウンドでユニコーンクラブ入りを果たしている。

引用:BRIDGE

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