金融庁長官に中島淳一氏 初の理系出身、デジタル化対応が急務


デスク「金融庁長官に中島淳一氏が就いたね」
記者「中島氏は1962年11月神奈川県生まれ。85年東京大学工学部計数工学科卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省しました。初の理
系長官になります。入省同期には財務次官に就いた矢野康治氏らがいます」
デスク「どんな仕事をした? 」
記者「日本の金融危機の中で、2000年から金融再生委員会で経営危機に陥った銀行の破綻処理を手掛けました。また、企画市場局長時代には『老後2000万円問題』でギクシャクした与党との関係修復に努めた他、『貯蓄から資産形成へ』を進めるための制度づくりに取り組みました」
デスク「金融行政の課題は?」
記者「地域金融機関の再生・再編は継続課題です。また、理系出身でフィンテックなどデジタル分野に精通していますが、プラットフォーマーも参入する時代の新たな金融行政のあり方を示せるかも注目されます」

引用:財界オンライン

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