資産形成には不動産投資が良い理由とは?

不動産投資

2019.05.28

2022.12.02


  • 不景気や年金受給への不安から、十分な資産を持つことが求められる世の中となりました。資産形成の方法は様々ですが、その中でも不動産投資はメリットも多く、近年でも人気が高まってきています。バブル時代に主流となった不動産を活用した資産運用のため、今の時代ではメリットがないように感じている人も多くいます。しかし、今の時代だからこそ、不動産を資産形成に役立てるチャンスでもあります。不動産を活用した資産運用がおすすめの理由と、不動産投資の始め方についてご紹介します。メリットだけでなく、デメリットもしっかり学んで注意点を知った上で不動産を活用していきましょう。

     

    資産形成の必要性

    不動産投資について学ぶ前に、資産形成の必要性について知っておきましょう。本来国の保障が十分あれば、貯蓄や資産形成など行う必要はありません。しかし、高齢化や少子化で、年金のシステム自体機能しなくなり、見直され始めているため、老後に国から貰えるお金にも現在では頼ることができないのが現状です。長期に続く不景気に加え、年金受給年齢の引き上げ、物価の高騰などが重なって、あまり上手く貯蓄を行なうことができない状況にあります。働くことができる年齢の間は、働くことでお金を増やし生活できますが、働けなくなった老後には預金と年金だけではお金を増やすことはできなくなります。将来必要となるであろう医療費などのお金を準備しておくためにも、資産を運用し資産を増やす資産形成が重要になってきます。

    資産を増やすための手段は投資以外にもある一定の年齢になると貰える積立年金や保険にも似たような制度などあり、自身に合った方法を選ぶことができます。安定した金額を貰えるものが多い中、その中でも投資はやり方一つで大きな利益が期待できるため、働かなくても、上手く運用することでお金を効率的に増やすことができる投資の大きな特徴であり、老後の備えとして取り入れる人も増えてきました。

    一世帯の一生に必要とされるお金は約3億円とも言われ、健康に長生きしていてもゆとりある生活費には1億円以上の費用が必要と言われています。また、入院や治療などの頻度も若い年齢に比べて多くなっていきます。そんな時に必要な分だけ資金を受け取れるように運用しておくと、安心して治療なども受けられ、家族への負担も軽減することができます。そのため若い年齢から資産運用に慣れ、安定した運用ができるようにしておくことが必要不可欠なのです。

     

    資産形成に不動産投資が良い理由とメリット

    不動産投資は物件を安い時に購入し、建物や土地の値段が高くなった時に売ることで利益が生まれます。しかしそれだけではなく、建物や部屋を貸すことで収入を得ることも可能なのが特徴です。不景気で建物や土地の値段が高く売りに出すことが中々難しい状況でも、賃貸経営を行なうことで売りに出すまで収入が得られるのが他の投資と異なる大きなメリットの一つです。

    部屋を借りる場合、基本的に1年から2年の年単位で契約することが多いため、月々の家賃で安定した収入を得ることが可能となります。また、家賃は土地や建物の価格で決めるため、大きく下がることが少ないのも特徴です。そのため、家賃収入は入居者がいれば安定した収入源とすることができるのです。本業を行ないながらでも収入を得ることができる他、老後でも無理なく経営できるのが資産形成として不動産投資が良い理由でもあります。年金を受け取る年齢になった後も、家賃収入が私的年金代わりになるのも魅力です。

    経営が難しくなった場合は、不動産として売り、手放すことができるのが利点です。また、不動産をローンで購入する場合、団体信用生命保険に加入することが必須となります。これによって、不動産を抱えたままの死亡や、重度の障害などになりローン返済が難しくなった場合、保険が適応されてそこからローンが支払われるので、ローン返済途中でも借金を残す心配もありません。

    また、不動産投資のメリットの一つに、所得税や節税対策があります。不動産投資で得た収入は、そこから建物の減価償却費やローン金利、固定資産税など様々な税が差し引かれるので、所得税の節税効果に繋がります。また、不動産投資で赤字が出てしまっても、本業の所得と合わせて計算することにより、所得税や住民税などの節税を行なうことができるのです。

     

    不動産投資の始め方

    不動産投資を始めていくためには、物件を購入する必要がありますが、購入するまでにも多くの手順を踏む必要があります。まずは物件情報を取得していきます。インターネットで投資用物件を多く見つけて比較していくことになります。物件がある程度絞れてきたら、気になる物件を取り扱っている会社に電話で問合せをします。インターネットでも情報は取得できますが、電話で問い合わせる方が詳細な情報を聞くことができる他、インターネットに記載されていない情報も教えてもらうことができる可能性もあります。

    直接聞くことで、不動産投資の詳細、注意点なども聞くことができ、相談をしながら物件を決めていくことができるのが利点です。購入したいと思った物件の目星が付いたら、実際に物件を見に行きます。実際に見て、購入すると決まったら、収支計画を組んで、資金を用意していきます。一括で購入することは稀なので基本的にローンを組むことになり、その準備をしていくことになります。準備が整ったら、最終的な契約をして物件を購入することになります。購入して物件の値が上がれば売りに出して利益を得ても良いですが、しばらくの間は賃貸として貸して、家賃収入を得るのが不動産投資の醍醐味と言えます。

    適切に不動産投資を運用したいのであれば、物件購入前にセミナーなど受けるのも良いでしょう。セミナーに参加することで良い物件を見定めることができるようになり、効率的に資産形成を行なっていくことができるのです。物件を購入して投資を始めるまでに自己資金を貯めておくことも重要です。ローンを組むことができても、魅力ある物件にするためにリフォームを行なう、また賃貸として家賃収入があったとしても、トラブルなどで資金が出ていく場合が多くあります。そのため、十分な資金を用意してから始めることが不動産で資産形成を行なっていくにはとても重要になります。

     

    まとめ

    不動産で資産形成をするには、様々な手順や準備が必要不可欠です。自己資金をしっかり用意し、念密に計画を立ててから物件を購入しましょう。物件購入後は費用がかかるため、破産しないように気を付けましょう。不動産で資産運用する大きなメリットは家賃収入があることです。働いている時でも副業収入として利益を得られるので、自己資金も貯めておけるのも不動産で投資を行なう醍醐味です。

    働けなくても資産を増やすことができ、様々な税の節税を行なえるのも魅力の一つです。バブル時代に主流となった不動産投資ですが、今の時代でも十分利益が得られ、メリットも多くあります。また再び注目され始めているので、年金に頼れなくなった今こそ始めていくチャンスではないでしょうか。

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