用語集

資産運用の専門用語を解説します!

サヤ/サヤ取り/サヤ寄せ


サヤとは、スプレッドとも呼び、市場において相場の値段差(価格差)を意味する言葉です。サヤの語源は江戸時代の米相場における価格差用語として使われていた「差也」からきているとされています。具体的には2つの商品の金利差や価格差のことを指します。相場にはこれらのスプレッドは必ず発生しますが、それと同時に、そこには投資機会があることも意味しています。スプレッドを利用した取引をスプレッド取引と呼び、利回り差のことをイールドスプレッドと呼びます。また、サヤがどんどん小さくなることを「サヤ寄せ」、旧株と新株の間に値段の差が存在する場合高い方を売って安い方を買うことで利益を得る方法を「サヤ取り」と呼びます。