用語集

資産運用の専門用語を解説します!

劣後債


劣後債とは、債券のうち、元本や利息などの弁済順位が低くなる債券のことを指します。債券を発行した企業が倒産した際に、普通社債から優先的に元利金が支払われていきますが、劣後債は後回しになり、債務が行使されないリスクを伴っています。ただし、このようなリスクを受ける代わりに高利回りで運用できるというメリットがあります。劣後債はドル建てで発行されることが多いため、ドル建てで資産運用を行う場合に良いとされる債券です。また、基本的には機関投資家向けに発行される債券となりますが、一部の富裕層向けにも購入している場合があります。