なれ合い売買
なれ合い売買とは、特定の商品の売買が活発に行われていると他の投資者達に誤解させ、取引を誘引することを目的とした手法です。売主と買主が予め約束を取り決めておいた上で、同時期に同価格でお互いが買い付け・売り付けを行う取引です。また、売買が活発に行われていると錯覚させ取引の誘引を目的とした同じような手法として、同一人物が同価格で売買両方の発注を行うことを、仮装売買と呼びます。これらの取引は公正な価格形成を損害し、且つ不測の損害を与えかねないとされ、金融商品取引法において禁止されています。