用語集

資産運用の専門用語を解説します!

ベータ値


ベータ値は、市場全体に対して、個別銘柄における株価の値動きがどれだけ影響を与えているかといった連動性を示す値のことです。例えば、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数が10%上昇したとします。この場合、ベータ値が1.5の個別銘柄の価格は15%上昇する傾向があるということになります。逆に下落した場合には当然個別銘柄の価格も下落します。このベータ値が高ければ高いほど、その値動きは大きくなります。また、ベータ値がマイナスになる銘柄もあります。必ずしも株価指数と連動して値動きがあるわけではありませんが、インターネットでも簡単に調べることができる値なので、銘柄選びにおける1つの指標として活用すると良いでしょう。