ソフトバンクGの孫社長、年間20社上場に意欲


ソフトバンクグループの孫正義社長は8日の決算会見で、ビジョン・ファンドの投資先企業について、今後は「年間20社くらいのリズム感で上場させたい」と積極的な新規株式公開(IPO)に意欲を示した。

8日の決算発表資料によると、昨年12月時点で1号ファンドでは82銘柄、2号ファンドでは26銘柄を保有している。2号ファンドについては、ソフトバンクGが100億ドル(約1兆500億円)の出資を確約し、既に44億ドルの投資を実施。孫社長は「パイプラインは続々と増えている」と説明した上で、投資直前のものを入れると40社に及ぶとの認識を示した。

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また孫社長は、ソフトバンクGは将来有望な人工知能(AI)革命企業を発掘し、成長させることに特化した「金の卵の製造業だ」と説明。中南米地域の企業に投資しているファンドを含めると、同社の現在の投資先は160社ほどになり、そのうち20-30社ある「日本に適したものは上陸させる」と将来的に日本でのサービス展開につなげる考えを表明した。

経営再建中のシェアオフィス運営の米ウィーワークに関しては、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた半面、コスト削減が進んでいるとし、「SPAC(特別買収目的会社)の提案が来ている」とも発言した。

アリババ・グループ・ホールディング傘下のフィンテック企業アント・グループのIPOが中止を命じられたことについて、中国は金融業界に対する規制強化の取り組みが本格化している過程にあり、「健全に大きくなっていくためには必要」なプロセスとの認識を示した。
アリババのマー氏と趣味の話でやり取り
また、1月末まで数カ月姿を見せなかった同グループ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏からは、自身が描いた画が送られてくるなど「個人的な趣味の話」をやり取りしていることを明らかにした。

このほか、株式市場で注目されているソフトバンクGの非上場化の可能性を尋ねる質問には「ノーコメント」と応じた。

ソフトバンクGが8日に発表した2020年10-12月期(第3四半期)決算は、純利益が1兆1720億円と前年同期の550億円から大幅に増え、3四半期連続で黒字となった。ビジョン・ファンドなどからの投資損益の改善が続き、ドアダッシュやウーバー・テクノロジーズの株価上昇で未実現評価益を計上した。

引用:Bloomberg

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