国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETFを除く)で、8月に分配金を引き下げた毎月分配型のファンドは前月の55本から23本減って32本だった。引き下げ本数は2019年7月以来13カ月ぶりの少なさ。投資対象とする資産別でみると、先進国の株式で運用するタイプが9本で最も多く、次いで先進国債券型が8本、国内株式型が5本と続いた。
分配金を減額したファンドのうち、純資産総額(残高)が最も多かったのは、三菱UFJ国際投信の「豪ドル毎月分配型ファンド」。8月の決算で1万口あたりの分配金を20円から10円に引き下げた。03年7月に分配金の払い出しを始めてから最低水準となった。
一方、分配金を引き上げたファンドは前月と同じ12本だった。
引用:日本経済新聞
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