ワンコイン投資は手軽にチャレンジできるのがメリット。今回はスキマ時間にもスマホで簡単に利用できるサービスを紹介しよう。
LINEとネット証券のフォリオが運営する「LINEスマート投資」は、週500円から積み立て投資が可能。資金はETF(上場投資信託)で運用される。米国のNY証券取引所、ナスダック市場に上場しているETFの中から、株式、債券、不動産、コモディティーを対象に、ロボットアドバイザーが自動で分散投資をしてくれる。
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自分で配分を選ぶことはできないが、初心者でも手軽に利用できるのがメリット。口座の開設から投資の設定まで、すべてスマホで完結する。投資資金はLINEペイから引き落とされる。
SMBC日興証券が運営する「日興フロッギー」では、100円から株式投資が可能。配信される記事を読んで、気になった記事から関連銘柄に投資できる機能がある。たとえば、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットが航空株を売却したことに触れた記事では、航空株の見通しについて解説され、関連銘柄が紹介されている。
航空会社だけでなく、羽田空港のビルを運営する「日本空港ビルデング」や駐機中の航空機に電力などを供給する「エージーピー」なども紹介され、実際の投資でどう発想を広げればいいかなどの視点を学べる。
貯金箱感覚で投資をしたい、そう考えている人にピッタリなのは、セブン銀行などがスポンサーを務める「トラノコ」のおつり投資。事前に金額を設定しておくと、買い物をしたときに、おつり相当額を5円以上1円単位で投資に回せる。たとえば1000円単位で設定し、900円の買い物をすれば100円が投資される。
投資先は「安定重視」「バランス重視」「リターン重視」の3種類の中から選ぶ。たとえば、安定重視の7月31日時点の資産配分は債券が約7割で株式が約2割で残りはコモディティーやリートに配分されている。通貨配分は米ドル約9割、日本円約1割。過去1年間の騰落率は2・9%となっている。
少ない金額でも投資を始めれば値動きが気になるもの。ワンコイン投資をきっかけに投資の勉強を始めてはどうか。
引用:日刊ゲンダイ DIGITAL
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