
米PayPalはウクライナ地域に対する、同サービスでの海外からの送金が可能になったと発表しました。さらに、ウクライナでの決済手数料も一時的に無料化されます。
これまでもウクライナでのPayPalの利用は可能でしたが、国外への送金にしか利用できませんでした。また同社はロシアによるウクライナへの侵攻をうけて、ロシア国内におけるサービスを停止しています。
しかし今回の変更により、ウクライナのPayPalユーザーは国外からの送金の受け取りが可能になります。さらにPayPalアカウントとVisaやMasterCardのデビットカードをリンクさせることで、ウクライナの銀行口座への送金も可能になります。
これにより、ウクライナに滞在する家族や友人への送金、さらにはウクライナ企業への支援などにPayPalを活用できるようになります。また同社は、6月30日までウクライナでの送金/受け取りに関する手数料を無料化すると発表しています。
ウクライナではゼレンスキー大統領が仮想通貨産業の合法化に署名するなど、フィンテック産業に対する規制緩和が急速にすすんでいます。このことも、今後のウクライナにおけるIT産業の発展をさらに後押ししそうです。
引用:engadget
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