ウェルスナビの上場、東証が承認 来月22日マザーズに


東京証券取引所は18日、ロボットを活用して資産運用を指南するウェルスナビ(東京・渋谷)の上場を承認したと発表した。12月22日に東証マザーズに上場する。資産運用を手掛けるフィンテックとしては初の上場となる。

会社側が想定する株価(1100円)で算出すると時価総額は494億円。今年の新規株式公開(IPO)銘柄では、ローランド(約890億円)、雪国まいたけ(約880億円)などに次ぐ規模になる。

ウェルスナビは金融工学を活用して個人投資家の資産運用を指南、世界の株式や債券に自動で分散投資するロボットアドバイザーの国内最大手。2015年4月の設立で預かり資産残高は3000億円を超える。今回の上場で調達する約30億円は資産運用やクレジットカード、保険などを組み合わせた新サービスの開発費用にあて、技術者の採用など社内体制の拡充に力を入れる。

引用:日本経済新聞

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