2020年終盤 金とビットコインのメリットを比較

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「有事の金買い」と言われ、昔から金は他の資産に対する不安が高まった時の逃避資産として買われてきた。しかし最近ではビットコインが新たにそのような位置づけになりつつある。そこで金とビットコインのそれぞれのメリットデメリットを比較してみた。

金は太古から人間社会で価値あるものとして扱われてきた。「有事の金買い」という言葉があるように、株式や通貨など他の資産に不安が高まった時に逃避資産として金が買われてきたものだ。

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しかし21世紀になって仮想通貨が登場すると、仮想通貨がこれまで金が担ってきた逃避資産としての役割を新たに持つようになる。仮想通貨は現在無数に出ているのだが、実際はビットコインの「一強」状態でビットコインが圧倒的シェアを持っているので、今回はビットコインのみを扱う。

まずそれぞれの購入のしやすさを比較してみる。ビットコインを買う方法は限られており、仮想通貨取引所に口座を開いて買うのがほぼ唯一の方法だ。それに対して金はいろいろな方法がある。

金の現物を買う方法もあるが、そうすると保管を考えなくてはいけないし、盗難のリスクもある。現物以外なら先物、ETF、投資信託など金価格に連動する金融商品を買うのが一般的だ。

これらの3つにはそれぞれ特徴がある。まず先物は先物口座を開かなくてはいけないので、先物口座に抵抗がある人にとってはハードルが高い。また先物には限月があり、2ヶ月ごとに清算日となるのでロールオーバーをする必要がある。ただし大証の金先物に無期限の銘柄もある。

投資信託は通常信託報酬を取られるのがネックになる。となると気軽に投資できるのは金のETFになるだろうか。ETFや投資信託を買うにも、証券口座を開く必要がある。購入のしやすさでは金とビットコインにそれほど大きな差はなさそうだ。

税金を比較すると現在のところは金の方がメリットがある。金の先物、ETF、投資信託などは申告分離課税の一律20%で、3年間の損益通算もできる。またETFや投資信託は特定口座にして確定申告を省略することも可能だ。それに対してビットコインは総合課税で最大55%と不利な税制が残っている。

逆にビットコインのメリットは、そのまま買い物に使える点だ。金の先物などを持っていてもそれを使って買い物はできない。だがビットコインなら買い物に使える。ただし買い物に使った時点で取得時よりレートが上がっていると、その時点で「利益確定」と見なされその分の所得を申告する必要が生じる。

そして両者の値動きを比較してみて、どちらがいいだろうか?これは投資方針によると言える。ビットコインは金に比べてかなり値動きが激しい。だから将来的な値上がりを期待するならビットコインだが、その分値下がりするリスクもある。ある程度安定した価格を期待するなら金を選んだ方がいいと思われる。

結局のところは金とビットコインそれぞれが一長一短であり、どちらを選ぶかは個人のニーズによるところが大きい。しかし投資をする前にそれぞれのメリットデメリットをよく把握しておくことは大事だろう。

引用:iFOREX

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