貯蓄から資産形成への流れとともに、iDeCoやNISAといった若年層・投資初心者向けの制度が登場した。しかし、さらに投資を身近なものにするために、SBI証券はCCCマーケティングと、スマホでTポイントを使って国内株式が購入できるサービスを発表した。
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ターゲットは「若年層・投資初心者」
SBI証券とCCCマーケティングは、2018年10月30日に合弁会社としてSBIネオモバイル証券を設立した。今回、第一種金融商品取引業者としての登録を受け、2019年4月10日に開業。Tポイントを使った株式投資や銘柄のレコメンドを提供する新サービス「ネオモバ」をリリースした。
4月10日に開催された発表会では、SBI証券代表取締役社長である高村正人氏が、450万口座を保有するネット証券最大手SBI証券と、年間アクティブ・ユニーク会員6,888万人保有するTポイントサービスを土台にデータベースマーケティング事業を展開するCCCマーケティング提携のねらいについて、明確に「若い世代、投資初心者層へのアプローチ」と語った。
SBI証券代表取締役社長 高村正人氏
SBI証券はフルラインナップの証券会社として、資産形成層のニーズに対応してきた。その結果、顧客全体における30代~50代の割合が69%なのに対して、20代は7%。iDeCoやNISAなどで累計150万口座を獲得しているが、若年層・投資初心者層への取り組みを強化していく必要があった。そのため、子会社であるSBIネオモバイル証券は初心者層に特化していく。
iDeCoやNISAではリーチできない層、投資に対する目的意識が定まっていない人に対して従来とは異なる視点・手法でアプローチしていくため、SBI証券はCCCマーケティングと連携。高村氏は金融業界とは異なる人材を持つCCCマーケティングからいろいろなアイデアをもらい、従来は取り組むことができなかった大胆なUI/UXを提供していくと語った。
引用:livedoor NEWS
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