米モルガン・スタンレーは暗号資産(仮想通貨)を調査するチームを新設し、責任者にシーナ・シャー氏を起用した。ウォール街の金融機関はデジタル資産への注力を続けている。
ブルームバーグが確認した従業員向け文書によれば、シャー氏はリードアナリストとなり、同氏のチームは仮想通貨が世界の株式・債券に及ぼす影響を調査する。拠点はロンドンに置き、フィンテック・決済調査チームを統括するジェームズ・フォーセット氏、アダム・ウッド氏の部下となる。
米大手金融機関は仮想通貨分野で拡大の道を探る動きを強めている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)は今年、仮想通貨調査チームを社内に発足させ、JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックス・グループは仮想通貨の先物取引の提供を開始した。
シャー氏は現在、欧州向け主要10カ国(G10)為替戦略の責任者で、これまでにも仮想通貨に関する同行の調査に貢献してきた。
引用:Bloomberg
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