米アップルと米フィンテック企業アファーム・ホールディングス傘下のペイブライトは、アップル製品購入プログラム「バイ・ナウ・ペイ・レイター(BNPL、今すぐ購入して後払い)」をカナダで開始する計画だ。金融サービス拡大を目指すアップルにとって前進となる。
カナダのアップル小売り担当社員に送付されたメッセージによると、両社は同国で今月、アップルのオンラインと実店舗でこの方式を開始する計画。メッセージはブルームバーグ・ニュースが入手した。
「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」、「Mac(マック)」の買い手は今後、代金を購入時に満額支払う代わりに12カ月または24カ月かけて支払うことができる。プログラム導入後の一定期間は金利をゼロにするとアップルは社員に伝えた。アップルとアファームの広報担当者はコメントを控えた。
アップルがカナダで分割払い方式を導入するのは数年ぶり。米国では昨年から、ゴールドマン・サックス・グループを提携先とするクレジットカード「アップルカード」を通じてアップル製品購入代金を後払いする仕組みを提供しているが、このカードは海外で利用できない。アップルは一部の国ではアイフォーン購入代金を月々支払うプログラムを導入している。
引用:Bloomberg
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