(ブルームバーグ): インドと東南アジアの加盟店向けに決済プラットフォームを提供するパイン・ラブズは、フィデリティ・マネジメント&リサーチやブラックロックを含む世界の大手投資家が参加した6億ドル(約670億円)の資金調達ラウンドを完了した。1年半以内に新規株式公開(IPO)を目指す。 シンガポールに拠点を置くパイン・ラブズは、店内およびオンラインでの決済ソリューションのほか、プリペイドやロイヤルティー、および「後払い」のプログラムも提供する。アムリーシュ・ラウ最高経営責任者(CEO)は同社が30億ドルと評価されたと述べた。
銀行や商店はパイン・ラブズのソフトウエアをサービスとして利用する際に月額料金を支払う。パイン・ラブズは全ての取引に対して極めて少額の手数料も受け取る。スマートフォンの普及に伴いアジアでは決済サービスの人気が高まっており、パイン・ラブズなどのサービス提供者に恩恵をもたらしている。同社の顧客にはアップルやスターバックス、マクドナルドが含まれる。
ラウCEOはインタビューで「これはインド発のプロダクトで、マレーシアとシンガポールで成功し、インドネシアとタイに進出している」と説明。向こう1年半以内に計画するIPOは米国で行う可能性が高いと述べ、「当社の規模でグローバルなIPOにしたい」と付け加えた。
引用:Bloomberg
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