マネーフォワード、最大30億円規模となるシード向け「HIRAC FUND(ヒラクファンド)」を設立


マネーフォワード(東証:3994)は29日、スタートアップ支援に特化した子会社マネーフォワードベンチャーパートナーズ(MFVP)を設立し、シード向けファンド「HIRAC FUND(ヒラクファンド)」を組成したことを明らかにした。MFVP の代表パートナーには、マネーフォワードの子会社であるスマートキャンプ代表取締役社長の古橋智史氏と、マネーフォワード CFO でマネーフォワードシンカ代表取締役社長の金坂直哉氏の2名が就任する。

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HIRAC FUND の GP は MFVP で、これまでにファーストクローズで12.3億円を調達済。最終的には30.4億円を目指す。ファンド運用にあたってはジャフコ(東証:8595)が支援する。最終的に20社程度への投資を予定しており、ワンショットのチケットサイズは3,000万円〜1億円程度(ファンドの規定上は最大で3億円)。

マネーフォワードの CVC ではないため投資先はフィンテックに限らず、伝統的産業 × Tech(金融・不動産・物流・人材・旅行・医療など)、IT(ペイメント・コマース・メディアエンタメなど)、新領域(AI ・ロボティクス・SaaS・X-Tech・VR/AR・IoT、5G など)と投資領域は多岐にわたる。

公表されている LP は次の通り。イグジットを果たした起業家やエンジェル投資家が多数含まれることから、ファウンダーズファンドやスカウトファンド的な色合いを持つ可能性がある。

なお、HIRAC FUND はすでに投資を実行済。投資先スタートアップは、WRAY(女性向けヘルスケアに特化した D2C ブランド)、ワークサイド(従業員向けオンボーディング支援 SaaS)、TENTIAL(スポーツプラットフォーム × データ × プロダクト事業)の3社。各社への出資額は非開示だが、古橋氏はそれぞれ数千万円程度の規模とした。

MFVP では、マネーフォワードが創業から上場までに培った経験や知見、グループ各社を含む内部リソースを活用し、投資先スタートアップの人材・採用支援や広報戦略などもハンズオン支援する方針。起業家やスタートアップの育成を目的としてコミュニティ醸成にも注力し、その足掛かりとして設立記念イベントを8月7日にオンライン開催する予定だ。

引用:BRIDGE

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