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2019年、ベトナム株に電撃が走る!? かつての日本と酷似

アップルの利益警告が火種となりドルが急落。
年始早々、波乱の幕開けとなっているアメリカ経済。長く経済を牽引してきたアメリカの景気後退が見え隠れしている。

さらに、バブルを感じていた中国も実は経済の減速をきたしており景気の悪さを感じざる得ない。

そんな中、ベトナムが虎視眈々と勝ち組グループに入り込んできている。
要因は、ドル安局面では新興国株式が選好される傾向がある。そして、中国からのリロケーション先として適しているからと言われている。

具体的に言うと、ベトナム社会主義共和国は、人口9,466万人で都市部人口は全体の36%、農村人口が64%となっています。ちょうど。かつて中国が経験したのと同様、農村から都市部への人口の流入が経済成長を押し上げるという構造になっている。

ベトナム株の歴史を振り返ると

2000年7月、ベトナム初となる証券取引所が開設され、上場2社、VN指数(ベトナム株価指数)100ポイントからスタート。
成長著しいベトナムに設置された証券取引所設立ということで国内外からの期待(需要)が高まったのに対し、上場銘柄が2社(供給)というアンバランスな状態。供給不足を背景に、翌年6月には500ポイントを突破する異常な過熱ぶりを見せた。

この事態を受け政府は、1日の値幅を7%から5%に引き下げるとともに、上場銘柄を増やすことを発表し、最初のバブルが崩壊しました。3カ月半で64%もの下落(570→200ポイント)を記録した。

2004年になると、良好な内外環境が追い風となる。
株式市場が低迷していても、GDP(国内総生産)成長率は7%を維持し、2000年の米国ITバブル崩壊から世界経済が立ち直り、新興国に資金が流入してきた。

そして現在、VN指数は、2018年4月の高値1211.34から大きく調整し、現在880.90となっている。

注目されている理由は、安定度

ドル安局面では、世界の投資家は新興国株式に注目します。米中貿易戦争が中国経済に影を落とす中、中国に代わる加工輸出拠点としてベトナムが脚光を浴びている。

ベトナムの経済のファンダメンタルズは強く、近年は極めて安定的に成長。
ベトナムに投資するにはニューヨーク市場に上場されているヴァンエック・ベクトル・ベトナムETF(ティッカーシンボル:VNM)が適していると言われています。

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2019年、初動はベトナム株を候補に挙げて良いかもしれません。