1日の米株式市場で主要オンライン証券会社の株価が軒並み急落した。業界リーダーのチャールズ・シュワブが米国株と上場投資信託(ETF)、オプションの手数料を撤廃する計画を発表し、価格競争がエスカレートするとの見方が広がった。
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最も大きく下げたのはTDアメリトレード・ホールディング。26%急落し、1999年以来の大幅下落となった。Eトレード・ファイナンシャルは16%安と過去10年余りで最大の下げ。インタラクティブ・ブローカーズ・グループとチャールズ・シュワブはいずれも下げ率が9%を超えた。
投資家の低コスト志向が強まる中、証券業界では手数料の引き下げ競争が激しさを増している。インタラクティブ・ブローカーズも先週、手数料ゼロの取引を提供すると発表。昨年半ば以降、フィデリティ・インベストメンツやバンガード・グループ、JPモルガン・チェースなどが幅広い金融商品について手数料を撤廃している。
エドワード・ジョーンズのアナリスト、カイル・サンダース氏は、 チャールズ・シュワブと競合する各社が「追随を余儀なくされるだろう」と指摘。 「これはコモディティー化されたビジネスだ。1社が発表すると、他社も追随するか、より積極的な戦略を取る」と述べた。
チャールズ・シュワブの1日の発表資料によれば、パソコンのウェブサイトとモバイル端末を通じた取引の手数料は、従来の1件当たり4.95ドルから7日をもってゼロとなる。
引用:Bloomberg
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