ロベコの運用者、パトリック・ハウエリング氏は2014年の論文で、株式でよく用いられるファクター投資を債券にも応用することを提案した。信奉者はなかなか得られなかったが、ヘッジファンドや投資銀行、政府系ファンド(SWF)が突然興味を持ち始めた。
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「かつては見込み客との会合で債券のファクター投資とは何かという説明に大半の時間を費やさなければならなかったが、今は説明の必要はなく、皆がこの戦略の使い方を知りたがっている」と同氏は話した。
社債をバリューやモメンタムといった特性で選んで投資することで追加のリターン(アルファ)を得ようとするこの戦略で、数学の才能に恵まれた人々が、大手投資家の居並ぶクレジット市場の一角をかき乱そうとしている。株式投資の不振で資金流出に見舞われているクオンツファンドにとっても期待の持てる分野だ。
ハウエリング氏は比較的最近まで、債券ファクター投資を手掛ける数少ない投資家の1人にすぎなかったが、最近では世界を飛び回りオーストラリアの年金基金に加え、中東やアジアのSWFにもこの投資の利点を説いている。
欧州では最近、ノーザン・トラスト・アセット・マネジメントが債券ファクター投資のファンドのために資金集めに動いている。元ブルーベイ・アセット・マネジメント幹部のグループも、ロンドンでこの戦略を採用する会社を立ち上げようとしている。老舗クオンツのAQRキャピタル・マネジメントも18年4月にファクター投資の投資信託を開始した。
引用:Bloomberg
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