大手企業は一株当たりの値が高く、投資を始めたばかりで資金が少ない人には手が出せない。Robinhoodは手数料無しで、何の銘柄でも1ドル程度の少額から投資を行えるようにした。1000万人のユーザーを獲得、9億ドル以上の資金を調達し、ユニコーン企業の仲間入りを果たしている。
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投資経験のない20代30代の若者から支持され、1000万人のユーザーを獲得
少ない資金で投資が始められるアプリRobinhoodが米国で注目を集めている。AmazonやAppleなどの大手企業を含め、0.000001株まで分割した取り引きを行えるため、1ドルから投資が始められるのだ。4000もの銘柄に加えETF(上場投資信託)も投資の対象であり、手数料なし、リアルタイムで取引が可能になる画期的な仕組みである。
同社によると、ユーザーの半数はこれまで投資経験の無かった層であり、顧客の年齢の中央値は30歳となっている。若い世代に対し、ユニークな投資機会を作り出しているのだ。
デビットカード発行や暗号通貨の取り引きなど、多彩な機能が魅力
2013年に創業されたRobinhoodは、9億ドル以上の資金を調達しており、その評価額は76億ドルと言われている。少額取引に加え、様々な機能・投資商品の開発に取り組んでいて、たとえば、1.8%の金利がつく、デビットカードが発行可能な現金の口座が提供されている。また、受け取った配当を再投資できる機能や、暗号通貨を取り引きできる金融商品の販売も計画がある。
Robinhoodは、無料で基本機能が利用できるフリーミアムモデルを採用し、ユーザーを積極的に獲得している一方で、月額5ドルのプレミアム機能も用意されている。2020年には英国への展開が予定され、既に英国向けサービスの登録予約が始まっている。急激な成長を続けてきた同社であるが、機能を安定させながら、国際的に展開していけるかどうかが、次なる挑戦となるだろう。
引用:TECHABLE