三菱UFJ銀行〔三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)連結子会社〕と、イスラエルのフィンテック・スタートアップのリクィディティ・キャピタル(Liquidity Capital M.C. Ltd.)は8月7日、アジアを中心とするスタートアップ企業向けのファイナンス事業を開始することを目的として、合弁契約を締結したことを発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。
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合弁会社の名称はマーズ・グロース・キャピタル(Mars Growth Capital Pte. Ltd.)で、シンガポールに拠点を設立する。両社の出資比率は50%ずつとし、2020年中の設立を目指す。合弁会社の代表にはリクィディティ・キャピタルの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のロン・ダニエル氏が就任する。同時に設立する新設ファンドは、リクィディティ・キャピタルを無限責任組合員(GP)、三菱UFJ銀行を有限責任組合員(LP)とし、出資総額は8,000万ドルを見込む。
MUFGは、アジア市場の成長取り込みやデジタルシフトへの対応を重点戦略とする中で、既に2019年に、リクィディティ・キャピタルのデジタル技術の将来性を評価し、連結子会社の三菱UFJイノベーション・パートナーズを通じて、最大400万ドルを出資外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますしていた。三菱UFJ銀行は今回の合弁事業で、リクィディティ・キャピタルが開発した人工知能(AI)技術によるキャッシュフロー予測モデルを活用することで、スタートアップ向けの金融サービスの提供が新たに可能になるとしている。
引用:JETRO
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