プライベートエクイティ(PE)投資をより身近なものにすることを目指しているデジタル証券プラットフォームのiSTOXは、シリーズAラウンドに日本からの新たな投資家を追加し、総額5000万ドル(約52億円)を調達した。新たな投資家の中には、政府系の日本政策投資銀行と、産業革新投資機構のVC部門であるJICベンチャー・グロース・インベストメンツの2社が含まれている。
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このほか既存の投資家であるシンガポール証券取引所(SGX)、東海東京フィナンシャル・ホールディングス、韓国のHanwha Asset Managementに加え、十六銀行、モバイル・インターネット・キャピタルなどがラウンドに参加した。
2017年に設立され、ブロックチェーンインフラ企業のICHXが所有するiSTOXは、スタートアップ、ヘッジファンド、プライベート・デットなど、通常は少数の富裕層に限定されるプライベートキャピタルマーケットの機会を、より多くの機関投資家や適格投資家に開放することを目的としている(シンガポール国外の適格投資家にも、同国の基準に相当する資産と収入を保有していればサービスを提供できる)。iSTOXでは、ユーザーは100シンガポールドル(約7800円)からの少額投資が可能で、デジタル証券の保有とスマートコントラクトにブロックチェーン技術を用いることで手数料を低く抑えることができ、発行プロセスをより効率的かつ低コストにすることができるとしている。
引用:TechCrunch Japan
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