中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は20日、オンラインの小口融資事業者との共同融資を巡り銀行など金融機関に対する新たな規制を発表した。大手フィンテック企業が手掛ける急成長分野の一角にとっては、さらなる打撃となる。
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銀保監会の声明によれば、インターネットプラットフォームなどと共同で行う融資総額について、銀行は融資残高の50%を上限とすることが求められるほか、単一プラットフォームとの共同融資に関しては、銀行のティア1純資本の25%を超えることは認められなくなる。
銀保監会はまた、プラットフォーム側に対し銀行との共同融資1件につき少なくとも30%の資金提供を独自に行うことを2022年1月1日から義務付けると説明した。
アリババグループ傘下のフィンテック企業アント・グループは「借唄」および「花唄」という小口融資のプラットフォームを展開しており、同社の成長は今回発表された規制により一段と抑制されると見込まれている。
引用:Bloomberg
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