米資産運用会社バンガード・グループと中国フィンテック企業アント・グループは、中国における合弁のロボアドバイザー事業で資本増強を計画している。バンガードはわずか週間前に1兆ドル規模の中国投資信託市場から予想外の撤退を発表したばかりだった。
事情に詳しい関係者が情報が非公開だとして匿名を条件に述べたところによれば、バンガードとアントは同事業における登記資本金の総額をこれまでの5000万元(約8億4740万円)から1億5000万元に引き上げることを協議している。
バンガードは声明で「投資家がさらに高い投資成績を達成する上で金融アドバイスが持つ力を確信している。当社はアント・グループとの合弁事業に注力するとともに、数百万人という中国の投資家にアドバイスを届けるという共通の目標にコミットしている」と表明した。アントは電子メールの声明でコメントを避けた。
引用:Bloomberg
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