フリマアプリのメルカリは30日、スマホ決済「メルペイ」で小口融資のファンドに投資できる仕組みを始めると発表した。アプリ内の中古品取引で得た代金を、メルカリが借り手となるファンドに出資する仕組み。スマホ決済の使い道を日常の買い物だけでなく、投資など金融サービスにも広げる。
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融資型クラウドファンディング(CF)を運営するファンズ(東京・港)と連携し、メルカリが1億円を調達する。資金の募集はファンズが行う。ファンドの運用期間は10カ月で、予定利回りは年2%。メルペイを使って、1人最大98万円まで投資できる。
スマホ決済各社は利便性向上へ金融サービスとの連携を進めているが、金利や運用期間が決まった融資型CFへの活用は珍しい。これまでメルカリで得た代金の使い道は、中古品の購入やメルペイを通じた買い物に限られていた。同社は「投資の窓口として使えるようにして、顧客層を広げて利用頻度も高めたい」としている。
他のスマホ決済も、買い物などで得られるポイントの使い道を多様化している。NTTドコモやソフトバンクグループ傘下の「ペイペイ」は、ポイントを疑似的に運用するサービスを提供。楽天やLINEはグループ内の証券会社を通じて、ポイントで株式や投資信託が購入できる。
引用:日本経済新聞
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