米国で暗号資産のカストディ業務(保管、取引の代理など)を行うNYDIGよると、米国の一部の銀行において、顧客は既存の銀行口座を通じてビットコインの購入、保有、売却が可能になるかもしれないと発表しています。
NYDIGはニューヨークに本拠を置き100億ドル規模の資産を運用しているストーンリッジの子会社であり、フィンテック大手のフィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービスと提携しました。これにより、米国の銀行は今後数ヶ月でビットコインを提供できるようになります。
NYDIGの責任者によると、すでに何百もの銀行がこのプログラムに登録しているとのことです。参加行は比較的小規模な銀行が多いとされています。
最近の大手銀行の動き
モルガン・スタンレーは、銀行の中で最初にファンドを通じて富裕層の顧客にビットコインへのアクセスを可能にしたと報じられました。
ゴールドマン・サックスも暗号資産への投資サービスの提供を計画してしており、JPモルガンはNYDIGと共に暗号資産関連の自社製品開発を検討しています。。
米国で期待される暗号資産への資金流入
富裕層に加えて、一般の人々も銀行口座という身近なものを通じて少額から暗号資産の購入が可能になります。
いずれは取引の都度取引所へアクセスしたり送金したりという手間が無くなり、一つの金融機関で全てのアセットを管理できるようになるかも知れません。
銀行は案外資産の売買ごとに手数料収入を獲得し、今後はデビットカードや保険ビジネスなど関連する新サービスの展開も可能です。
引用:Crypto Times
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