用語集

や行

  • 約款

    約款とは資産形成の具体的な契約内容を文書で表したものを指します。個人では読んだことがないという人も多いと思いますが、契約書と同じ効力を持ち、運営や管理の詳細も記載されているため、とても重要な意味合いを持ちます。一般企業でも約款は必ず存在していますが、資産形成で利用する株や投資信託、保険では監督官庁による審査が必ず行われた上で制作されています。契約者が不利益にならないように配慮されているので、不利益が生じた場合は申し出ることが可能となっているのです。そのため、一度はしっかり目を通しておくことが重要となります。

  • 安寄り

    証券取引所などで提示された前日の終値よりも、当日の始値が安いことを安寄りと呼びます。前日の終値と異なると投資初心者は困惑することも多いですが、前日の相場終了後から当日の相場開始前までの間に、何らかのマイナスな条件が揃ってしまうとこのような現象が起こってしまいます。このような場合でも時間経過と共に、値が戻っていく場合もあります。損切りも大事ですが、実際にどのような条件で安値になっているのか、情報を精査した上で見極めることが必要になってきます。

  • やれやれ

    購入した株が値下がりしてしまい、売却することもできずに仕方なしに保有しているケースも多くあるでしょう。そういった時に、運よく相場の回復で買い値に近づいて売却することができたことを指す言葉です。やっとの思いで成し遂げることができた出来事があった時に、思わず安心して口にしてしまう言葉は「やれやれ」です。感情表現で使用される言葉と同じ意味合いなので、資産形成用語のように思えませんが、良く出てくる言葉のひとつでもありますので覚えておくと良いでしょう。

  • 有価証券

    有価証券とは株式や債券、手形、投資信託などの取引の際に発券される受益証券のことを言い運送証券と物財証券、資本証券の3つに分類されます。有価証券は一般的に資本証券のことを呼ぶ場合にも用いられます。財産的価値を持っている有価証券は、譲渡することによりその権利を渡すことができます。有価証券にはあらゆる統計データを作成するために、コードがそれぞれに対して付番されています。会社コードや型コード、年月コード、国によって異なる通貨コードなどがあります。

  • 優先劣後構造

    不動産や投資商品などにおいて、収益の還元を優先的に受けるものと後回しにするものに分けられる商品設計のことを、優先劣後構造と呼びます。不動産運用で得られる家賃収入などは信託受益権であり、優先的受益権と劣後的受益権という2種類に分けられ、返済される元利金はまず優先的受益権に充てられます。その後余った分が劣後的受益権に充てられることにより、優先的受益権の安全度を高くすることが可能になります。損失出た場合でもその損失が予め設定された額を超えない限り、優先的受益権の元本への影響がないように配慮されているのも特徴です。ただし、優先劣後構造は全ての投資商品に適用されているわけではないので注意しましょう。

  • 有効フロンティア

    いくつかの資産のリスクとリターンを効率的に組み合わせて、グラフに記したものを有効フロンティアと呼びます。同じリターンならリスクがより小さいもの、同じリスクならリターンがより高いものとなるように効率的に組み合わせることで、より効率的な投資ができるようになります。リスク回避型の投資を行なう際は有効フロンティアを活用して、リスクとリターンがどの程度なのか計算していくことが重要です。自分の許容範囲のリスクで確実なリターンを狙うのが効率的な資産形成となるため、有効フロンティアは効率的フロンティアとも呼ばれているのです。

  • ユーレックス

    ユーレックスはドイツに本拠を置く世界有数のデリバティブ取引を提供する電子取引所のことです。取引されるのはドイツの株や先物だけでなく、世界中の金利、為替など多様なデリバティブ商品が取引されているのが特徴です。スイスの金融先物取引所と結合やアメリカの取引所買収によって多くの商品を取り扱えるようになりました。最近では仮想通貨も取引準備が行われているので、初心者の個人投資家にはユーレックスはおすすめです。人気の高い先物商品を取り揃えることで顧客取引の拡大が期待できます。

  • 預金保険制度

    預金保険制度とは金融機関が破綻した際に、一定の金額を支払って保障してもらえる保険制度のことです。預金保険料を対象金融機関に支払うことで一定額の金額を受け取ることが可能になります。国の法律で定められているので、自動的に保険関係が成立し、手続きを行なう必要はありません。保険料は金融機関に預けている金額によって変わり、預金に応じた金額を金融機関が預金保険機構に支払うことで成り立ちます。利息のつく預金類などが対象で、1つの金融機関につき元本一千万円と破綻するまでの利息が保護されます。通常一定の金額のみの保護しか付きませんが、利息の付かない普通預金などの決済用預金と呼ばれるものはすべて保護されるようになります。

  • 預託証券

    預託証券はDR(Depositary Receipt)とも呼ばれ、ある国の株式を別の国でも流通させるために発行する証券のことです。国によって規則や制度が異なると直接証券の受け渡しが難しくなりますが、このDRを介することで別の国の企業でもその国で資金調達が可能となります。その会社の株式を銀行などの金融機関に預けることで、その代替として海外でも証券を発行させる仕組みとなっており、国との繋がりが強くなり企業進出も多くなった近年では重要な役割を担う部分となります。

  • 予備格付け

    格付けとは会社の信用度や利払いや元本返済の確実性を数値で表したものです。最終的な発行条件を元に格付け会社によって分析と評価が行われることで格付けは決定しますが、投資家の募集の都合で予備的な格付けが必要となる場合は最終的な条件が決定していなくても格付けが行われます。これが予備格付けとなるのです。予備格付けは証券会社などが投資家に販売するために、条件付きの格付けを希望する際に行われます。最終的な発行条件と予備格付けの際に違いがなければ、予備格付けの際に表示したものがそのまま正式な格付けとなるケースが一般的です。

資産形成ランキング