用語集

た行

  • タクティカル・アセット・アロケーション

    短期のアセット・アロケーションの1つです。アセット・アロケーションは、資金を株や債券などといった金融商品に、どのような割合で投資するのかを決めることを意味します。資産運用や目的、リスク許容度などを考え、適切な配分を決めていきますが、中でもタクティカル・アセット・アロケーションは、短期のアセット・アロケーションを指します。これは、景気や市場の変化によって資産配分の比率を機動的に変動させて運用していく方法です。先行指標から市場の動きを予測するアプローチが一般的です。

  • ターゲットイヤー型

    投資信託の1種で、予め安定運用を開始する年を決めておき、開始直ぐは積極的運用を行いますが目標としているターゲットイヤーが近づくにつれて積極運用に割合を引き下げ、安定運用の割合を引き上げていく手法です。ターゲットイヤーに達した段階で完全な安定運用に切り替えます。たとえば投資家がサラリーマンであれば、退職時をターゲットイヤーに定めて運用する場合も多く、リタイヤ時期を見越した上での運用は長期の投資実現に向いています。長期戦略を見越した投資の方がリスクを負うプレッシャーも少なく、サラリーマン投資家には適した運用方法だと言えるでしょう。

  • チャネルライン

    トレンドラインと並行して描かれるラインを指します。トレンドラインとチャネルラインの間を「チャネル」「トレンドチャネル」と呼び、チャネルラインからはトレンドや強さが読み解けます。更に、トレンドの中の反落ポイントや、ブレイク後に値がどこまで動くのかも分かります。チャネルラインを見る際のポイントとして、相場はその値幅で動くこと、チャネルラインの角度や長さ、値幅で相場の強さが判断できることなどが挙げられます。チャネルラインの間で相場が動くことが多いので、売買のタイミングを図る際に大きな目安となるラインです。

  • 直利/直接利回り

    債券投資において、利率とは額面金額に対する利子の割合であることに対し、利回りとは投資元本に対する収益の差を意味します。このうち直接利回りとは、購入金額に対して毎年いくらの利息が出るのかの割合を示したもの。計算方法は、表面利率÷購入価格×100で計算されます。直接利回りは単純に利子がどれだけ入ってくるかを計算しているものに過ぎず、償還時の額面と買い付け金額の差益分は考慮に入れずに計算されます。

  • つみたてNISA

    つみたてNISAは2018年より始まった税制優遇制度です。毎年40万円まで投資ができ、最長20年間は投資から得た利益は非課税となります。つみたてNISAの対象となるのは、公募株式投資信託や上場株式投資信託に限られており、初心者でも始めやすいのが特徴的です。基本的に日本に在住で20歳以上であれば誰でも利用ができ、口座開設可能数は1人1口座とされています。投資ができる期間は2018年から2037年までとされています。毎月1,000円からでも投資が可能であること、普段の口座から簡単に自動引き落としがされる手間のかからなさ、購入時の手数料が0円であること、低コストでも始められること、などのメリットが揃っています。

  • 通貨選択型投資信託

    株式や債券などの対象商品以外に、通貨選択型投資信託では投資対象通貨についても選択することができるよう設定されている投資信託です。つまり、円、米ドル、豪ドルなどのように、用意された通貨コースの中から自由に通貨を選び、為替ヘッジを行うことができる投資信託です。為替ヘッジのプラスアルファ的リターンが見込める為、積極的な運用が可能です。通貨選択型の投資信託の収益源としては、投資対象資産による収益、為替ヘッジプレミアムによる収益などが挙げられます。

  • ディスクロージャー

    企業による情報開示の総称をディスクロージャーと言います。ディスクロージャーには制度上決められているものもある一方で、任意に開示する情報も存在します。制度上決められている情報としては、毎年の有価証券報告書の情報開示や決算短信の発表、影響があると思われる事象に関するプレスリリースなどが挙げられます。任意のディスクロージャーについては、企業側が投資家へPRする為の情報が主であり、たとえば月次データの発表、HPの説明、決算発表やアナリストの説明会などが挙げられます。適切なディスクロージャーの発表により、投資家の信頼を得ることができます。

  • デュレーション

    債券における元本の平均回収期間を測るものの意味と、金利変動による債券価格の感応度を測る指標の2つの意味を持ちます。元本の平均回収期間とは、たとえば同じ投資期間、回収金額であっても、回収するタイミングが違えば、どの投資がより最適かが判断つきにくい場合が発生します。そこでデュレーションで回収のタイミングを計算し、どの投資の方がリスクが少ないかを測ります。計算方法は、受け取る予定の償還金の現在価値を計算し、償還金を受け取るまでの期間に、償還金の現在合計価値の構成比を乗じて計算していきます。利息が同じであれば残存期間が長い債券ほどデュレーションは長く、同じ残存期間であれば利息が低い方がデュレーションが長くなります。

  • 投機的格付け

    格付け会社が評価した、債券に付与する格付けのうちで、「BB」以下の格付けを付与されたものです。通常、格付けの高い債券ほど利回りは低く、格付けの高い債券ほど利回りが高いとされます。格付けの順は上から、AAA(トリプルエー)・AA(ダブルエー)・A(シングルエー)・BBB(トリプルビー)・B(シングルビー)・CCC(トリプルシー)・CC(ダブルシー)・C(シングルシー)となっており、BBB(トリプルビー)を境にして信用度が良好であると思われる「投資適格格付け」、信用度が低い「投機的格付け」または「投資不適格格付け」と呼びます。

  • ドルコスト平均法

    継続的に、定期的に一定金額ずつの金融商品を購入し続ける手法です。ドルコスト平均法を使えば、金融商品の価格が安い時には多くの量を、高い時には少ない量を自動的に購入できます。これは一定量で購入するよりも、平均買い付けコストが低く抑えられるというメリットがあります。一方、相場が急上昇した場合などでも一定金額分の投資しかできない為、収益性が落ちてしまうというデメリット面も存在します。

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