用語集

ま行

  • マザーファンド

    マザーファンドとは、複数の投資信託から資金を預かって運用する投資信託のことを意味します。ベビーファンドと呼ばれる複数の投資信託を通じて資金を集めて運用することで効率化を図ることが狙いです。運用管理の効率化などのメリットだけでなく、資金をまとめることで売買コストの削減を行なうこともできるのです。親と子を分けて運用する方式のことをファミリーファンド方式と呼び、マザーファンドはベビーファンドの運用請負人的位置となり、国内外の株式や債券など直接購入することができない投資対象はマザーファンドに投資することで可能となるのです。

  • マーケットニュートラル/マーケットニュートラル運用

    マーケットニュートラル運用とは資産運用のリスクを避けるヘッジファンドで活用される運用手法の一つとなります。普通の投資信託では運用方法に制限が設けられており、相場が一方向に動いた場合のみ利益が出る仕組みとなっています。通常と比べ自由な運用が可能なため、相場の上がり下がりに関係なく利益を出すことのできる運用手法となります。基本的に安い銘柄を買い建て、高い銘柄を売り建てるスタンスで運用し、買い建てと売り建ての両方を運用することで高い収益が期待できます。しかし、予想が外れると両方の損失を一気に受けることになるので注意しましょう。

  • マイナス金利

    マイナス金利とは2016年1月に日本に導入された政策の一つです。金融機関が中央銀行に預けている預金金利をマイナスにすることで、預金者が金利を支払うことになります。良く聞く勘違いでは、全ての預金に対してマイナス金利が該当する、と思っている方もいるようですが、実際にマイナス金利が該当するのは金融機関が持つ預金のごく一部であり、個人口座の金利がマイナスになるわけではありません。金融機関が金利を支払うことよりも企業や個人に融資を行なうことを選択するように促し、市場にお金を出回らせることが目的の政策です。お金が出回ることで景気回復を図るのがこの政策の狙いなのです。

  • マネジメント・バイアウト

    マネジメント・バイアウトはMBOとも呼ばれ、合併や買収の総称であるM&Aの方法の一つです。銀行や投資ファンドから融資を受け資金調達を行ない、自社の株式や個別の事業部門を買収し、会社から独立させることを指します。子会社や一事業部門を親会社が切り離して会社化する際、第三者に売却せずに株式を取得して独立させる場合に用いられることが多いです。ライバル企業に買収されないための防衛策でも活用できます。また、株式公開のメリットが薄れ、非公開に踏み切る際に活用されることもあります。事業承継や譲渡などにもこの方法は広く活用されることから、活用の機会が増える経営戦略でもあります。

  • ミリオン

    ミリオンとは会社を通して給料からの天引きで投資信託を購入できる制度のことです。毎月一定額を購入していくことで、簡単に資産運用を行なうことができるのが特徴です。月々の購入額は千円単位から行えるので、無理なく資産運用できるのも魅力の一つです。ミリオンは自動継続投資であり、すべて自動的に再投資されるのも特徴です。通常は再投資に手数料がかかりますが、自動継続投資であるため手数料が無料となっているのもメリットです。 税金面の恩恵は少ないですが、平均取得価格を低くすることができるので、長期間の資産形成が可能となります。

  • みなし配当

    みなし配当とは企業から株主に現金や株式などが渡されることを言います。企業から株主へ払い戻しをするケースと、企業の合併などの際に株主が別企業の株式やお金を受け取るケースの2種類に分類されます。渡されること自体は配当に該当しませんが、資産価値が増えて利益が株主に配当されていることになるので、通常の配当と同じように課税対象となります。このようなことから、これらの配当についてはみなし配当と言われるようになりました。

  • ムーディーズ

    ムーディーズとはアメリカの格付け会社の名称です。主に企業や債券などの信用力を調査して格付けしているのが特徴です。政府が発行する国債状況や企業の社債の利息の支払い能力について、財務調査を行なっています。格付けの手数料で収入を得ており、世界の投資機関に大きな影響力のある存在です。世界の投資機関が投資をどのように行なうか、その決定をムーディーズの格付けを基準に決定しています。日本にもこの機関が設立されており、日本の投資家もこの格付けを利用して投資決定を判断しています。投資を行う際の基準だけでなく、自己分析のしづらい市場の状況も判断できるようになります。格付けを投資家が多く利用することで、多くの企業が格付けを取得し、結果資金調達を安定させることができるようになるのです。

  • 目先/目先観

    1カ月以内の短期の相場を見通すことを目先または目先観と呼びます。これに対して1カ月以上から半年程度を見通すことを中勢観、半年から1年程度の長期的な見通しは大勢観と呼びます。目先は近い将来の相場の行方を意味するため、短期的な相場の動きを利用して利益を稼ごうとする投資家を「目先筋」と言います。一般に資産運用は長期的に運用していくことが求められますが、初心者は投資形態に慣れるために、まずは目先を鍛えることも重要です。

  • 目標払出し型

    投資信託において、予め決めた目標額を設定し、定期的にその目標額の収益分配が行われることを目標払出し型と言います。通常の投資信託では、委託会社が投資収益に応じて分配金を決めていきますが、目標払出し型は投資収益に関わらず安定して運用資産の一部を受け取ることがメリットとなります。一般的な分配型投資信託の場合、支払われるまで金額が分からず、今後の運用計画の見通しがすぐにできないデメリットがあります。目標払出し型では金額だけでなく、分配のタイミングを決められるタイプもあるため、目的に合わせて運用していくことが可能となります。

  • 目論見書

    投資信託の募集時に、運用会社が投資家に対して必ず渡す資料のことを目論見書と言います。投資を行なうか決定するためには、運用方針や契約の内容、手数料など必要な重要事項を理解した上で判断しなければなりません。そのため運用会社は投資信託を購入する前に必ず投資家に目論見書を渡すことが義務付けられています。最近では電子交付が実施されることも多く、簡単に受け取ることができます。

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